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令和六年 春のお彼岸法要


「お彼岸」の由来

お彼岸とは、昼と夜の長さが同じになる春秋の中日(秋分の日、春分の日)をはさんで、前後一週間のことです。

もともとこの7日間は、仏教徒にとって大切な学びの期間とし、仏道を修する仏教行事を彼岸会(ひがんえ)と言ってきました。

「彼岸」という言葉は、私たちが生きる迷いの世界を「此岸(しがん)」と言うのに対して、此岸を超えた「さとり」の世界である阿弥陀仏の「浄土」を指す言葉です。

また、大切な方が亡くなっていかれたことを、「お浄土に還る」とも言い習わしてきました。

私たちが還る世界でもあり、此岸に生きる私たちの在り方を照らし、「あなたは何を尊いこととして生きていますか」と問いかけてくる世界です。

 お彼岸は、浄土に還っていかれた「亡き方」を偲ぶと同時に、亡き方の問いかけに耳を傾け、今、ここを生きる私たちの生活を振り返る大切な時間なのです。

 

【日時】
1日目)3
月22日 午前11時~12時頃
2日目)3月23日 午後2時~3時頃

【内容】
読 経)往生礼讃偈 ~初夜~
法 話)「老いることは世界を広げること」
飲 食)お茶とお菓子(1日目:松陽軒 抹茶スコーン/2日目:春の精進スイーツ)
お布施)千円~お気持ちで

 

法話「老いることは世界を広げること

昨年夏、初めてギックリ腰を患い、さらに年末に二度目のギックリ腰。

病気がちになり、なかなか治らない一年で、老いというものを意識しだした今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今回のテーマは「老い」について。一般的にネガティブなイメージの老いこそが新しい世界を広げるカギとなる。

そんなお話をしたいと思います。

 

抹茶スコーンと精進スイーツ

1日目は松陽軒さんの「抹茶スコーン」、2日目は「春の精進スイーツ」をお茶菓子として提供させていただきます。
どうぞご賞味くださいませ。
※ 良ければ事前にどちらの日程にお参りさせるかをご連絡いただけますと幸いです。

 

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