令和5年度「春彼岸会のご案内」
春彼岸会を下記日程で開催いたします。
ぜひお気軽にお参りください。
令和5年 3月20日(月)11時~12時
3月21日(火・祝)13時~14時
【お彼岸の由来】
お彼岸とは、昼と夜の長さが同じになる春秋の中日(秋分の日、春分の日)をはさんで、
前後一週間のことです。
もともとこの7日間は、仏教徒にとって大切な学びの期間とし、
仏道を修する仏教行事を彼岸会(ひがんえ)と言ってきました。
「彼岸」という言葉は、私たちが生きる迷いの世界を「此岸(しがん)」と言うのに対して、
此岸を超えた「さとり」の世界である阿弥陀仏の「浄土」を指す言葉です。
また、大切な方が亡くなっていかれたことを、
「お浄土に還る」とも言い習わしてきました。
私たちが還る世界でもあり、此岸に生きる私たちの在り方を照らし、
「あなたは何を尊いこととして生きていますか」と問いかけてくる世界です。
お彼岸は、浄土に還っていかれた「亡き方」を偲ぶと同時に、
亡き方の問いかけに耳を傾け、今、ここを生きる私たちの生活を振り返る大切な時間なのです。